■ 固定テープ
ここに挙げた基本的な6種類のテープのうちで唯一の非伸縮テープである。運動持久力を助け、関節を固定・圧迫し、捻挫を防止する。白色の素材を使っているためWテープともいう。

■ キネシオロジーテープ
筋肉と同程度に伸びてこれを固定・サポートし、またその過剰伸展を防ぐ。肌色テープの他にカラーテープもある。

■ 伸縮テープ
厚地の素材で強度に優れている。テープの中心にラインのついているものは正確にテーピングを行いやすい。怪我の予防、関節部位の固定・圧迫を目的とする。エラスティックタイプテープともいう。

■ ソフト伸縮テープ
柔らかい素材でできている。応急処置や関節部位の軽度の固定・圧迫の仕上げとして、また単独でも使われる。

■ アンダーラップ
粘着力がないため、粘着剤が直接皮膚に触れることがない。自着テープを当てに用いることが多い。

■ 自着テープ
面ファスナーのようにテープ自体が貼り合わされる素材構造をもち、繰り返して使用できる。皮膚に直接貼りつかず、外す際の不快感・痛みがない。着衣の上からも巻くことができる。幅2.5cmのものは指用で、幅5.0cm、7.5cmのものは全身の各部位、アイシングの固定を目的とする。